パリ発「ラ ブーシュ ルージュ(La Bouche Rouge)」にみるカラーメイクの未来
2017年に誕生したラグジュアリーコスメブランド、「ラ ブーシュ ルージュ(La bouche rouge)」
。創業者のニコラ・ジュルリエ氏は、環境問題が急速に進む今、今後も変わらず大量消費を続けることは不可能だと考えました。「ラ ブーシュ ルージュ」では、“使い終えたら捨てる“はずの化粧品を、“捨てるなんて考えられない”ものへと昇華させ、今注目を集めています。
「ラ ブーシュ ルージュ」では、プラスチックフリーを掲げています。全ての工程でリサイクルを含めた一切のプラスチックを使いません。化粧品の多くはプラスチック容器ですが、なぜそこまでこだわるのでしょうか。
実は、世界の海の約8割がプラスチックで汚染されていると言われています。また、リサイクル自体が環境汚染の原因になるため、プラスチックフリーに踏み切りました。
代替素材として特徴的なのが、ケースとして使用するアップサイクルレザーの採用です。好みの色や経年変化が楽しめ、まさに“一生もの“になりえます。ものを大事に長く使うことは、流行が目まぐるしい化粧品業界にとって、新たな提案です。
「赤い唇」を意味する「ラ ブーシュ ルージュ」には、6年がかりで開発した魅力的なリップがあります。美しい発色と色もち、たっぷりの潤いはなんと90%が天然由来成分です。
実は女性が一生のうちに口にしてしまうリップは、7〜8本分と言われています。身体を気遣う妊婦さんはもちろん、どんな女性でも安心して使える品質は嬉しいポイントですね。
専用の革製ケースは、ハイブランドの端材を使ってフランスの職人さんが1つ1つ丁寧に仕上げました。リップの存在は廃棄削減と技術の存続にも貢献しています。全20色から選べ、刻印サービスもあるので、贈り物にもピッタリです。
2022年2月には、女優 榮倉奈々さんとコラボしたオリジナルカラーkotoが発売。アースカラーをイメージしたブラウンは肌色を問わず馴染みやすいため、色選びに悩みがちな方におすすめです。
ナチュラルな印象を持たれがちなサスティナブルブランドを、ラグジュアリーへと変化させた「ラ ブーシュ ルージュ」。一生もののリップを、ぜひ探してみてくださいね。
「ラ ブーシュ ルージュ(La Bouche Rouge)」公式サイト >