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巨匠アラン・デュカスが語る「食は未来の選択」。心と体を満たす、ビヤンネートルな美の味わい方

心と体を心地よく、美しい状態へと導くフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien-être)」。
今回は、秋の深まりとともに開催される日本最大級のグルメイベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」を入り口に、フランス料理界の巨匠が語る“食とウェルビーイング”の深い繋がりと、それを私たちの日常の美しさへと落とし込むエッセンスをご紹介します。

料理への敬意と復興への祈りから生まれた、美食の祭典

今年で15回目を迎える「フランス レストランウィーク」。9月20日から10月20日までの1か月にわたり、北海道から沖縄まで全国500店以上の参加レストランが、3,000円、6,000円、10,000円という魅力的な価格で特別なフレンチコースを提供します。

開幕に先駆けて行われた発表会には、フランス料理界を牽引するアラン・デュカス氏と、フェンシング日本代表の江村美咲選手が登壇しました。華やかな美食の祭典であると同時に、このイベントの原点が「2011年の東日本大震災を機とした東北への連帯」であり、日本の豊かな食文化、生産者、そして地域を支えたいという切実な願いから始まっているというストーリーも、改めて共有されました。

アラン・デュカス氏が説く「食べることは、生き方を選ぶこと」

トークセッションのなかで、デュカス氏が繰り返し強調していたのは、非常にシンプルでありながら本質を突くメッセージでした。

「食べ物の質は、体だけでなく、心にも響く」

私たちが口にするものは、肉体を作るだけにとどまらず、その人の内面――気分や思考の質までも形作ります。食べるという営みには必ず『思考』が伴っており、その一皿に何を選ぶかは、自身が「どのような生き方を選ぶか」という“未来の選択”と地続きになっているのだと氏は語ります。

この哲学は、決して高級なフルコースに限った話ではありません。毎日のささやかな家庭料理や、近所のビストロで味わう一皿においても、忘れてはならない大切な視点です。

「食の選択」を日常の美しさへ昇華する、4つのヒント

では、このデュカス氏の哲学に寄り添いながら、日本の生活に「ビヤンネートルな食の選択」をなじませるにはどうすればよいでしょうか。日常に取り入れたい4つのアプローチをご提案します。

1. 素材を選ぶ時間を「食事の一部」にする
買い物の際、食材の産地を確かめたり、旬の野菜をひとつだけ増やしてみたりする。そのほんの少しの意識と時間の使い方が、食卓の背景を豊かにし、料理に奥行きをもたらします。

2. 味わう速度を「半歩」落とす
最初のひと口は、噛む回数や広がる香りをはっきりと自覚しながら飲み込むこと。消化は口の中から始まっています。速度を落として五感で味わうことは、体を労わるための美の第一歩です。

3. 誰かと「分け合う」余白を持つ
一皿をシェアする行為は、物理的な食事の量を適正に整えるだけでなく、心に温かな繋がりと余白を生み出してくれます。

4. 選ぶ基準を「言葉」にしてみる
「午後は軽やかに仕事をしたいから、油分は控えめに」「今夜は深く眠りたいから、塩分を抑えた温かいスープを」。その時々の自分の状態に合わせて食事の目的を言語化する習慣は、明日の健やかな体調と気分を育ててくれます。

次世代の感性と土地の恵みを味わう注目の一皿

最後に、今回のフランス レストランウィークをより深く楽しむための「お出かけの種」をご紹介します。今年は、全国からイベントを牽引する「フォーカスシェフ」が選出されており、次世代を担う才能が各地で腕を振るっています。

なかでも注目したいのが、宮城県『restaurant MATSUDA』の松田龍之介シェフです。フランスの伝統的な技法を軸に、宮城の旬の食材や自家栽培の野菜を、緻密で美しいコースへと昇華させています。また、沖縄県『島キュイジーヌ あーすん』の小林拓真シェフが提案する、島野菜をはじめとした土地の恵みと文化を丸ごと味わうような力強い一皿も必見です。

もちろん、東京で本場の空気を感じたい方には、デュカス氏が率いるビストロ『ブノワ(BENOIT)』が安心の選択肢です。特にランチタイムは、本格的なエスプリに初めて触れる方にも心地よく開かれています。

自分軸で選ぶ食卓が、ウェルビーイングへの近道

特別なレストランで過ごす華やかな日も、忙しい日のコンビニエンスストアでの選択も。何かを口にするとき、ほんの一瞬だけ「これは自分の美しい未来にふさわしいだろうか」と問いかけてみる。

日々の食事にその視点を持つことこそが、ビヤンネートルへの一番の近道です。「フランス レストランウィーク」という素晴らしい機会とともに、ぜひご自身の未来を形作る豊かな味わいの時間を楽しんでみてください。


※日仏ビヤンネートル協会では、フランスのエスプリを通じて、日本の女性たちのライフスタイルに「自分軸の美しさ」を取り入れるためのメソッドを発信しております。食を通じたウェルビーイングや、心地よい生き方のヒントをお伝えする企業様・団体様向けの各種講演やセミナーのご依頼も承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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