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「私なんて」を手放して。フランス人に学ぶ、人生を洗練させる「ビヤンネートル」という生き方

情報の海を抜け出し自分だけの美しさを構築
「ビヤンネートル」診断&3カ月プログラムによせて
Founder's Story

トレンドが秒単位で消費され、あふれる美容情報に息苦しさを覚える現代。本当に必要なのは、誰かが決めた「正解」を追い求めることではなく、自分だけの「美の基準(ものさし)」を持つこと。日仏の美意識を融合させ、ライフスタイルそのものを洗練させる診断と、3カ月の伴走プログラムをこのたび新たにリリースしました。

「悩みなんてない」という幻想

「ナタリーさんはコンプレックスなんてないでしょう」これまでの人生で、幾度となくかけられてきた言葉です。しかし、現実は全く違います。私には、日本人が理想とするような透き通る肌の白さやきめ細かさは生まれながらにしてもっていません。華奢で線の細い体型でもなく、髪は強い天然パーマ。かといって、完全な欧米人の骨格をというわけでもありません。さらに、日仏のバックグラウンドを持つことから、幼い頃から人と違うということを嫌というほど突きつけられ指摘されました。思春期の頃は、自分の体型に加え、何をどうやっても白くならない肌を見ては深く思い悩み、あらゆるコスメや美容法を試してはため息をつく。そんな日々を過ごしていました。ですので、外見に対するあらゆる思い悩みについては痛いほど分かります。

美容エディターとしての葛藤と、情報過多の現代

その後、フランスでの生活を経て感じたのは情報という選択肢を持っていることの大切さでした。日本では良しとされている美の価値観は、海を渡ればそれが当たり前でないことはたくさんあります。(例えば肌の色や髪質、ヒップの大きさなど...)。「日本のみならず、海外の情報も含めて最新の情報をくまなく届けることで、日本の女性たちの選択肢を増やしたい」という思いから、美容エディターの道へ進みました。糖質制限ダイエットから最新のスキンケア成分に毛穴の隠し方や美容医療まで。ブームになりそうなものには常にアンテナを張り、自ら試し、有識者に取材をして発信を続ける日々。知識量は確実に増えました。

しかし、読者の方々に向けたセミナーや講演会、シニア施設などで、直接一対一でお話しする機会が増えるにつれ、ある違和感が拭えなくなってきたのです。それは、日本の女性たちの謙虚すぎるマインドと自信のなさ、そして情報に溺れて困惑している姿でした。

現在の美容業界は、かつてないほどの情報過多に陥っています。コスメ業界への新規参入が増え、選択肢は無限に広がりました。国内ブランドに加えて次々と上陸する韓国コスメ、アイドルや有名人を起用したブランドの乱立による価格の高騰、そして頻発する限定商品。「買えたら凄く嬉しいけれど、買えない自分には価値がない」とすら感じてしまう若い方も増えています。

ルッキズム(外見至上主義)に関しても、多様性が謳われるようになった一方で、SNSで称賛を集めるのは依然として「完璧な肌、髪、プロポーション」を持つ人々であり、それが暗黙の了解として良しとされています。アジア圏、特に法律で美容医療の広告が制限されていない日本では日常的にコンプレックスが刺激されやすい、非常に過酷な環境にあると言わざるを得ません。トレンドを発信しながら、「私は本当は、何を伝えたかったのだろう」と強く葛藤するようになりました。

10年以上変わらない、フランスのブレない美学

その答えは、やはりフランスにありました。
私は10年以上にわたり、フランスの美容やライフスタイルの記事を欠かさずチェックしていますが、彼女たちが発信しているメッセージは昔から驚くほど変わっていません。「〇〇ダイエットで劇的にやせる!」といったキャッチーな見出しを見かけることは皆無ですし、目新しい美容法もさほど登場しません。化粧品マーケティングの観点からすれば、ひょっとすると「つまらない」とすら映るかもしれません。しかし、フランス人女性たちの美しい年齢の重ね方を見れば、その答えは明らかです。

彼女たちが大切にしていることは「自分に本当に合ったミニマルな美容」と「年齢を重ねることへのポジティブな姿勢」です。自分自身を深く知り、なりたい姿を常に心に留める。新しい情報はしっかり取り入れながらも、「それが本当に自分に合うか」「いかに自分らしくカスタマイズするか」を徹底的に取捨選択する。そうして研ぎ澄まされたミニマルでパーソナルなライフスタイルが、やがてその人だけの「美学」へと成熟していくのです。

そもそもフランスという国は、自分自身を大切に扱うことが非常に上手な国民性を持っています。(これには個人主義という歴史的背景なども深く関係していますが、そのお話はまた別の機会に譲りましょう)。日本では「自分を愛する」という言葉が、どこか綺麗事やスピリチュアルなものとして捉えられがちな側面があります。しかしフランスにおいてそれは、生きていくための大前提であり、ごく当たり前のこと。自分自身を深く満たしているからこそ、他者の美しさをも心から讃え、尊重し合うことができるのです。

また、彼女たちのスタイルは一見、エフォートレス、つまり頑張りすぎていないように見えますが、自分を知り、選び取る姿勢においては非常にストイックで驚くほどシビアです。ただ、その妥協なきプロセスこそが揺るぎない自信を生み、内側から満ち溢れるような輝きの秘密へと繋がっています。

「私なんて」を手放した心地よい現在地

この本質に気づいてから、私自身の美容やライフスタイルへの向き合い方も劇的に変わりました。最新情報を目にしても「自分の考えにフィットするか」「自分のライフスタイルにどうカスタマイズするか」など、ひと呼吸置くようになり、何かを鵜呑みにして取り入れることはなくなりました。「有名な美容家がおすすめしているから」「肌の綺麗な芸能人が使っているから」という文言に気持ちが左右されることもありません。ボディメイクに関しても、体重計の数グラムの増減で一喜一憂することが気づけばなくなり、心地よさを優先しているうちに、いつの間にか自分らしい、心地よい体型に落ち着いていました。

もちろん、ダメな日もたくさんあります。冬は体重も増えますし、最近では抗うことのできない白髪も増えました。ホルモンバランスの変化もあります。完璧ではありません。けれど、自分の力や選択で、前向きに調整できるという気迫はあります。

そして何よりも、「私は⚪︎⚪︎だから、XXはできない」「私なんて……」と自分を卑下することは、完全に手放すことができました。日本で暮らし、フランス人の骨格を持たない私でも、年齢を重ねるのが楽しみになるようなマインドを持つことができています。

知識から日常へ あなただけの美しさを構築する3カ月

日仏ビヤンネートル協会を設立したのは、このフランスならではの美とライフスタイルの概念を、日本の女性のライフスタイルに合わせてカスタマイズし、お届けしたいという想いからでした。しかし、知識として知るだけでなく、それを「日常に落とし込み、確固たる自分のものにする」ためには、もう一歩先のサポートが必要だと痛感していました。そこで今回、情報だけではなく生き方の指針をお伝えする機会を構築するに至りました。

年齢を重ねることを、もっとポジティブに楽しんでほしい。「私なんて……」と立ち止まってしまう方にこそ、ご自身の持つ本来の美しさに気づき、前を向いて輝いてほしい。そんな強い思いを込めています。

あふれる情報から解放され、誰かの正解ではなく、あなた自身の美しさを生きるために。
他人の価値観をなぞるには、人生はあまりに短すぎます。
素晴らしい変化の時間を共有できることを心より楽しみにしております。

日仏『ビヤンネートル』診断&3カ月伴走プログラム 詳細

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